pinky:st
はじめてのおでかけ:帰り道編 |
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「疲れたな」 ごめん、いろいろ連れまわしたもんね。 「そのわりに、ご飯食べてる時しか写真撮らなかったよね」 まあ、弟(カメラ付携帯の持ち主)と別行動だったし。新しいお友達もみつかったしいいじゃん。 「うん、レイナちゃんと一緒に暮らせるの楽しみ」 4人仲良く過ごしてね。 |
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「足場が悪いよ。落ちそう」 大丈夫大丈夫。 「大丈夫じゃないんじゃないかな。……あ、信号があ、おー?」 …………ごめん。 「だから言ったのに……」 |
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「今度はちゃんと信号が変わる前に撮ってね」 わかってるって。 「……あと一回だけだからね?」 |
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「って、今度は走ってる途中なの?」 うん。 「もうすぐカーブがあるけど……」 大丈夫、大丈夫。 「もうお母さんの大丈夫は信じないもん」 今度こそは大丈、って……あ…………ご、ごめん。ホント、ごめん。 「……もう知らない」 |
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弟とおかんに生温かい目で見守られながらの初のおでかけ。 子供の頃はぬいぐるみも人形も興味持たなかったのにねと、幼児退行扱いをされる。 確かに、あのころ(幼児期)は人形なんかより化粧品の方が興味を惹いたし。……てやっぱり幼児退行か? 弟もおかんも全くもってピンキーさんに興味ないんだから、悲しいね。 本当は全員連れて行きたかったのだけど、準備に手間取り結局萌さんだけのお出かけに。 まだまだ街中で彼女たちを撮影する勇気がないのが見え見えの室内撮影ばかり。 店員さんがうろうろする度に鞄に押し込まれたあわれな萌嬢。不甲斐ないお母さんでごめんよ……。 |
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